プロポーズ応援団では、
数多くのプロポーズを見守ってきました。
そのため、
「プロポーズ成功のマニュアルがあるのでは?」
と勘違いされますが、実はそうではありません。
これまで携わった中に、一つとして同じ内容のプロポーズはありませんでした。
(動画プロポーズは、もちろんメッセージ内容がそれぞれ異なってきます。
その理由は、二人だけの思い出を大切にしているから……なのです。
胸の奥にある忘れられない思い出
私たちがプロポーズの準備を始める時、
お客様に必ず伺うことがあります。
それが、
「2人ならではの、忘れられないエピソードやハプニングはありますか?」
です。
- 「大切な記念日なのに、プレゼントを忘れてしまった」
- 「付き合うことになった日、虹が見えた」
- 「思いがけない場所で、偶然彼女と出会えた」
- 「映画を見ていたら、泣いたり笑ったりするツボが同じだった」
- 「偶然同じストラップを持っていた」
- 「初デートで緊張し過ぎたことが、今でも笑いの種」
など、他人からすれば些細なことであっても、
二人にとっては大切な思い出になりますよね。
これらの思い出をヒントに、
極上プロポーズへ彩っていくのが、腕の見せ所。
それでは、上記ケースから考えられる、具体的なプロポーズ例をご紹介しましょう。
「大切な記念日なのに、プレゼントを忘れてしまった」ケース
プレゼントを忘れてしまったこのケース。
その場では笑って済ませたそうですが、
彼女の中では嫌な思い出になっていました。
プロポーズでは、そんな悪い思い出も、
サプライズで良い方向へ変えることができます。
プロポーズ当日。
「渡したいものがある」
と呼び出しつつ、
「あれ?忘れたかもしれない!」
そう、焦った演技をします。
彼女は、また?とがっかりしますよね。
そのタイミングで、
「本当は忘れてない。あの日とは違う」
とプロポーズ&プレゼント。
その瞬間、過去の失敗は遠くに消え、彼氏への信頼感が増していきました。
「付き合うことになった日、虹が見えた」ケース
虹、というのは滅多に会えませんが、
二人だけの特別な経験は誰にでもあるはず。
そんな思い出、をプロポーズへ利用しましょう。
さすがに再び虹を出すことはできませんが、
虹がキーワードで付き合い始めたあの日の扉を叩くことができます。
- 「虹色の風船で彩ったプライベートルーム」
- 「虹モチーフのアイテムと一緒にプロポーズ」
- 「虹をテーマにした美術館や博物館でデート」
など、思い出を呼び起こす工夫をしてみましょう。
大切な思い出を、忘れずにいてくれたこと。
そして、サプライズに利用してくれたこと。
必ず彼女の心へ刺さり、
プロポーズの成功へつながるでしょう。
「思いがけない場所で、偶然彼女と会えた」ケース
待ち合わせもしていないのに、
偶然駅や施設でバッタリ!
そんなことがあれば、
忘れられないスポットになりますよね。
偶然を感じたあの場所で、
プロポーズを行えば、運命を感じられるもの。
似たシチュエーションを用意し、
あの日を再現してみるのも良いですね。
当時よりも、思い出に残る一日をプレゼントし、
最後にプロポーズで締めくくりましょう。
「映画を見ていたら、泣いたり笑ったりするツボが同じだった」
恋人同士にとって、感情のツボが似ているというのはとても嬉しいこと。
同じタイミングで泣き、笑ってきた時間を、
プロポーズでも演出しましょう。
思い出深い映画やテレビ番組などがあれば、
- 「続編を見に行く」
- 「聖地巡礼に誘ってみる」
- 「ストーリーに出てくる場所でデートをする」
- など、様々なサプライズが用意できます。
これまでも同じポイントで同じ気持ちになっていた二人。
それが、今後も続くのだという事実。
目の前の光景が、彼女の気持ちを大きく揺さぶるでしょう。
「偶然同じストラップを持っていた」ケース
ストラップに限らず、
- 「携帯の機種が同じだった」
- 「香水のブランドが一緒だった」
- 「同じメーカーの服を着ていた」
といった偶然のお揃い体験がありませんか?
趣味や嗜好が近い相手とは、結婚を考えるもの。
この場合は、
- 「彼女とお揃いの小物を用意し、花束に隠す」
- 「ストラップだと思ったら、中に指輪が入っていた」
といったサプライズが仕掛けられます。
趣味が近いカップルなら、相手が喜ぶプレゼントを用意できるため、
成功率がぐっとアップしますよ。
お揃いのものを、プロポーズ用にリメイクしても良いですね。
“いつまでも一緒”という気持ちが、ぐっと高まるプロポーズ法です。
「初デートで緊張し過ぎたことが、今でも笑いの種」というケース
初デートやここぞという場面で、失敗してしまった。
そんな経験があれば、プロポーズで挽回してしまいましょう。
- 「彼女をスマートにエスコートできなかった」
- 「予約した店へ行くのに、迷子になってしまった」
- 「電車を乗り間違え、遅刻してしまった」
など、まだまだ未熟だった自分。
その姿を知っている彼女の前で、堂々と男らしい部分を見せれば、
ギャップにキュンとくるはずです。
過去があるからこそ、今がある。
あの日を無かったことにするのではなく、あえてリベンジしてみませんか?
(ドジだった自分自身を受け入れてくれた彼女だからこそ、
サプライズで喜ばせてあげたい!)
そんな方も過去には、いらっしゃいました。
さいごに
このように、どんな思い出もサプライズの場面へ活用することができます。
プロポーズの前に、閉じていた引き出しをどんどん開けてみて下さい。
そうすることで、彼女が喜ぶシチュエーションが見えてくるはずです。
「思い出はあるけれど、プランが思い浮かばない」
そんな時は、是非ご相談ください。
二人のなれそめや性格、関係性をお聞きしながら、
ぴったりのSTORYを引き出し、共にお創りします。